デジタル大辞泉
「美辞麗句」の意味・読み・例文・類語
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びじ‐れいく【美辞麗句】
〘名〙 美しいことばで飾った耳ざわりのよい文句。
※読書放浪(1933)〈
内田魯庵〉読書放浪「仰々しい形容や空虚な美辞麗句の
行列に」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
美辞麗句
美しい言葉や文句。特に、うわべだけを飾りたてた文句。
[使用例] 「返事出さなきゃならないんだけど、会社に訳してくれる人いない?」〈略〉受けとって読むと、女学生のごとき美辞麗句がつらねられていて[野坂昭如*アメリカひじき|1967]
[使用例] いかに美辞麗句で飾られようとも、崩壊しつつあるブルジョア社会の末期的頽廃にしか過ぎないものに[柴田翔*われら戦友たち|1973]
[解説] 同じような意味合いの語を重ねて強調した表現。表面だけが美しく中味がないという、よくないニュアンスで用いられます。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報