羸る(読み)ミツル

デジタル大辞泉 「羸る」の意味・読み・例文・類語

みつ・る【×羸る】

[動ラ下二]やつれる。疲れはてる。
かぐはしき花橘はなたちばなを玉にき送らむいもは―・れてもあるか」〈・一九六七〉

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精選版 日本国語大辞典 「羸る」の意味・読み・例文・類語

みつ・る【羸】

  1. 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 やつれる。疲れはてる。病みつかれる。
    1. [初出の実例]「ますらをと思へる吾れをかくばかり三礼(みつレ)に見津礼(みつレ)片思ひをせむ」(出典:万葉集(8C後)四・七一九)

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