羽倉可亭(読み)はくら かてい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「羽倉可亭」の解説

羽倉可亭 はくら-かてい

1799-1887 江戸後期-明治時代の篆刻(てんこく)家,画家。
寛政11年3月16日生まれ。家は代々山城(京都府)伏見稲荷(いなり)大社神職儒学村瀬栲亭(こうてい),画と篆刻を僧月峰にまなぶ。維新後,宮内省の命で御璽(ぎょじ)を刻し,山水画をえがく。また諸親王の印章を彫刻した。明治20年8月12日死去。89歳。名は良信。字(あざな)は子文。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android