新撰 芸能人物事典 明治~平成 「翁家 さん馬(8代目)」の解説
翁家 さん馬(8代目)
オキナヤ サンバ
- 職業
- 落語家
- 本名
- 菅谷 徳之助
- 別名
- 前名=都家 歌之助,柳亭 一楽,都家 歌六(5代目),柳亭 栄楽,雷門 雷蔵
- 生年月日
- 明治22年
- 経歴
- 初め都家歌六の門人で歌之助を名乗る。明治44年頃一時柳亭一楽を名乗り、大正初年に上方で5代目都家歌六を継ぐが、東京で井本亀之助の楓枝が歌六と改名したため、大正9年柳亭栄楽と改名。その後11年に雷門雷蔵となり、さらに13年翁家さん馬を襲名した。しかし東京に落ち着かず、満洲・朝鮮・台湾まで渡った末、昭和3、4年頃から北海道小樽で活動。戦後東京へ戻り、一時浅草の末広亭で支配人をつとめる。噺家としては音曲が主だったが、持ちネタの数は多かった。
- 没年月日
- 昭和48年 5月15日 (1973年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報