翹首(読み)ギョウシュ

デジタル大辞泉 「翹首」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しゅ〔ゲウ‐〕【×翹首】

[名](スル)首を上げて、ひたすら待ち望むこと。待ち遠しく思うこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「翹首」の意味・読み・例文・類語

ぎょう‐しゅゲウ‥【翹首】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「翹」は挙(あ)げるの意 ) 首をあげて切に望み待つこと。首をあげて待ち遠しく思うこと。翹望(ぎょうぼう)
    1. [初出の実例]「早許翹首之誠。令止足之分」(出典本朝文粋(1060頃)五・為貞信公請致仕〈大江朝綱〉)
    2. [その他の文献]〔阮籍‐辞蒋太尉辟命奏記〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「翹首」の読み・字形・画数・意味

【翹首】ぎよう(げう)しゆ

待望する。首をもたげる。唐・劉禹錫〔刑部韓侍郎()に与ふる書〕春雷一震すれば、必ず然(きんぜん)として翹首し、生と徒を爲さんとす。

字通「翹」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android