老いの一徹(読み)オイノイッテツ

デジタル大辞泉 「老いの一徹」の意味・読み・例文・類語

おい‐の‐いってつ【老いの一徹】

老人が、自分の決めたことをどこまでも押し通して、他人意見を聞こうとしないこと。「老いの一徹に手を焼く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「老いの一徹」の解説

老いの一徹

老人の、いったん思い定めたことは必ずそのとおりにしようとするがんこな気質

[使用例] 勘のするどい将軍家のことでございますから、あるいは和田氏あたりが老いの一徹から短慮の真似をしでかすのではあるまいか、との御懸念も生じてまいりました御様子で[太宰治*右大臣実朝|1943]

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