老功(読み)ロウコウ

デジタル大辞泉 「老功」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こう〔ラウ‐〕【老功】

[名・形動]老人年功。また、経験を積んで物事に熟達していること。また、そのさま。
「―な山稼やまかせぎ人は避けて小屋を掛けなかった」〈柳田・山の人生

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精選版 日本国語大辞典 「老功」の意味・読み・例文・類語

ろう‐こうラウ‥【老功】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 老人の年功。また、多くの経験や長年修練によって熟練していることや、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「幼年正に老功(ラウコウ)の業なり」(出典:地蔵菩薩霊験記(16C後)二)

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普及版 字通 「老功」の読み・字形・画数・意味

【老功】ろうこう

老練。

字通「老」の項目を見る

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