デジタル大辞泉
「老婆心」の意味・読み・例文・類語
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ろうば‐しん ラウバ‥【老婆心】
〘名〙
仏語。
老婆が子や孫をいつくしむように、師が
弟子をいつくしみ導く親身な
心遣い。また、必要以上に世話をやこうとする気持をへりくだっていう語。
老婆心切。
※
正法眼蔵随聞記(1235‐38)二「若は住持長老にてもあれ、若は師匠知識にてもあれ、不当ならば、
慈悲心・老婆心にて能教訓誘引すべき也」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報