老年(読み)ロウネン

デジタル大辞泉 「老年」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ねん〔ラウ‐〕【老年】

年をとって、心身の衰えがめだつ年ごろ。また、その年ごろの人。
[補説]書名別項。→老年
[類語]老齢高年高齢年配高年齢年嵩としかさ晩年老境老来老後老いらく

ろうねん【老年】[書名]

芥川竜之介短編小説。大正3年(1914)5月雑誌新思潮」に柳川竜之介の筆名発表芥川の処女小説とされる。

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精選版 日本国語大辞典 「老年」の意味・読み・例文・類語

ろう‐ねんラウ‥【老年】

  1. 〘 名詞 〙 人の一生で、年をとって心身の衰えが目立ってくる年ごろ。また、その年ごろの人。普通、六〇歳、または七〇歳以上をいい、広くは五〇歳以上をいう。老歳
    1. [初出の実例]「老年紅面何方術、已無妻子又無財」(出典菅家文草(900頃)三・路遇白頭翁)
    2. 「人の説に、老年(ラウネン)になるに従って増長するといふ『死の恐怖』が」(出典:妄想(1911)〈森鴎外〉)
    3. [その他の文献]〔晉書‐何曾伝〕

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「老年」の意味・わかりやすい解説

老年
ろうねん

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