老懸・緌(読み)おいかけ

精選版 日本国語大辞典 「老懸・緌」の意味・読み・例文・類語

おい‐かけ【老懸・緌】

〘名〙 武官正装で、冠につけて顔面左右に覆いかけるもの。馬の尾の毛などで作り、本(もと)を束ね、先端を平らに開いて半月形とし、懸緒(かけお)で左右につけるのを普通とする。ほおすけ。貝杓子(かいじゃくし)。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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