考拠(読み)コウキョ

デジタル大辞泉 「考拠」の意味・読み・例文・類語

こう‐きょ〔カウ‐〕【考拠】

考えるためのよりどころ。考える手懸かり。「考拠を欠く」

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精選版 日本国語大辞典 「考拠」の意味・読み・例文・類語

こう‐きょカウ‥【考拠・考据】

  1. 〘 名詞 〙 考えをつける手がかりとなるもの。考えの根拠思考素材
    1. [初出の実例]「或は古老の説に因るといへども、間亦考据(コウキョ)を欠ものあり」(出典:読本椿説弓張月(1807‐11)続)

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普及版 字通 「考拠」の読み・字形・画数・意味

【考拠】こう(かう)きよ

考証。清代の考証学を考拠の学という。〔経解入門、五〕考據とは、代の名物・象數・典制度を考へ、實にして據なり。

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