聖ニコラ大聖堂(読み)せいニコラだいせいどう

世界の観光地名がわかる事典 「聖ニコラ大聖堂」の解説

せいニコラだいせいどう【聖ニコラ大聖堂】

スイス西部、首都ベルン南西約30kmのフリブール(Fribourg、ドイツ語読みではフライブルク、Freiburg)にあるゴシック様式聖堂。この町のシンボルになっている。フリブール駅から約1.8km、サリーヌ川沿いに建つ。フリブールは中世以来のキリスト教の重要な巡礼地の一つで、毎年12月に行われるサンタクロースの祭、サンニコラ祭(聖ニコラス祭、Fete de St.Nicolas)で知られる町だが、この祭のパレードの終点がこの大聖堂である。螺旋(らせん)階段を使って高さ76mの塔に登ることができ、市街を一望できる。内部には、アロイ・モーゼル(Alois Mooser)製作のパイプオルガンや、ポーランド人のユーゼフ・メホフェル(Joseph Mehoffer)が制作したステンドグラスがある。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android