聖人は危きに近寄らず(読み)せいじんはあやうきにちかよらず

精選版 日本国語大辞典 「聖人は危きに近寄らず」の意味・読み・例文・類語

せいじん【聖人】 は 危(あやう)きに近寄(ちかよ)らず

聖人は身を慎しみ守るから、はじめから危険なことには近づかない。君子は危きに近寄らず。
滑稽本・笑註烈子(1782)一「かけがひなき命を失はん事、いかむとしても薄き氷を踏むにひとし、聖人は危にちかよらず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android