聖祖(読み)セイソ

デジタル大辞泉 「聖祖」の意味・読み・例文・類語

せい‐そ【聖祖】

中国で、君主廟号びょうごうの一。特に、康熙帝こうきていが有名。

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精選版 日本国語大辞典 「聖祖」の意味・読み・例文・類語

せい‐そ【聖祖】

  1. [ 1 ] 〘 名詞 〙 すぐれた天子祖先。聖明な祖先。
    1. [初出の実例]「愛(めで)たく帰朝の其折は、聖祖の遺骨を持帰り」(出典:狐の裁判(1884)〈井上勤訳〉六)
    2. [その他の文献]〔晉書‐楽志上〕
  2. [ 2 ] 中国、清朝の第四代皇帝、康熈帝(こうきてい)尊号

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改訂新版 世界大百科事典 「聖祖」の意味・わかりやすい解説

聖祖 (せいそ)
Shèng zǔ

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「聖祖」の意味・わかりやすい解説

聖祖
せいそ

康煕帝

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世界大百科事典(旧版)内の聖祖の言及

【康熙帝】より

…順治帝の第3子。名は玄燁(げんよう),廟号は聖祖,年号によって康熙帝とよばれる。清朝260年の基礎をきずきあげた点において,また満人出身であるにもかかわらず朱子学を信奉し,中国的皇帝の理想像に近づこうとつとめた点において,歴代王朝の数ある皇帝のなかでも名君の一人といわれる。…

※「聖祖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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