聴取(読み)チョウシュ

デジタル大辞泉 「聴取」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しゅ〔チヤウ‐〕【聴取】

[名](スル)
聞き取ること。「事情聴取する」
ラジオなどを聞くこと。「聴取率調査」
[類語]聴聞聴講傍聴試聴聞き取りヒアリングリスニング傾聴する謹聴する聞く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「聴取」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐しゅチャウ‥【聴取】

  1. 〘 名詞 〙 事情、情況などを聞き取ること。聞いて心にとどめること。また、心にとどめるように聞くこと。
    1. [初出の実例]「この心性を聴取し、説取し、行取し、証取するなり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)説心説性)
    2. [その他の文献]〔蘇軾‐聚星堂雪詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「聴取」の読み・字形・画数・意味

【聴取】ちよう(ちやう)しゆ

きき入れる。ききとる。清・王士禎〔悼亡詩、二十六首、二十三〕(やくろ)經卷、生涯る 禪榻(ぜんたふ)春風、兩鬢(りやうびん)なり 一語君に寄せん、君聽取せよ 兒女をして粗衣)を衣(き)しむること不(なか)れ

字通「聴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android