肉付く(読み)ニクヅク

デジタル大辞泉 「肉付く」の意味・読み・例文・類語

にく‐づ・く【肉付く】

[動カ五(四)]からだに肉がつく。太る。「ふっくらと―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肉付く」の意味・読み・例文・類語

しし‐づ・く【肉付】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 体がふとる。肉がつく。肉づく。
    1. [初出の実例]「白骨再び肉(シシツキ)、枯(か)れたる樹(き)、重花(はな)さかむ」(出典:醍醐寺本遊仙窟康永三年点(1344))
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙 体に肉をつける。ふとらせる。転じて、ふとらせるための餌とする。
    1. [初出の実例]「骨を豺狼の吻(くちさきら)に宍(シシツク)」(出典:大唐西域記長寛元年点(1163)序)

にく‐づ・く【肉付】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 肉がつく。身体がふとる。ししづく。
    1. [初出の実例]「手足も人並には肉附(ニクヅ)きたり」(出典:諷誡京わらんべ(1886)〈坪内逍遙〉五)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 カ行下二段活用 〙にくづける(肉付)

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