肖え者(読み)アエモノ

デジタル大辞泉 「肖え者」の意味・読み・例文・類語

あえ‐もの【肖え者】

感化されて似ているもの。
妙法寺の別当大徳だいとこの、産屋うぶやに侍りける、―となむ嘆き侍りたうびし」〈常夏
似せたいと思うもの。あやかりもの。手本
「年ごろ持たせ給へりける(物ヲ)取り出でさせ給ひて、やがて―にもとて奉らせ給ふを」〈大鏡師輔

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android