肝を嘗める(読み)キモヲナメル

デジタル大辞泉 「肝を嘗める」の意味・読み・例文・類語

きも・める

《「嘗胆しょうたん」を訓読みにした語》ひどくつらい思いをする。→臥薪嘗胆がしんしょうたん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「肝を嘗める」の意味・読み・例文・類語

きも【肝】 を 嘗(な)める

ひどく苦しい思いをする。また、特に、あだ討ちや物事を成功させるために苦しみを経験する。→臥薪嘗胆(がしんしょうたん)
太平記(14C後)三九「両年を過ぐるまで秋刑の罪に胆(キモ)を嘗(ナメ)き」

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