肥大吸虫(読み)ひだいきゅうちゅう

精選版 日本国語大辞典 「肥大吸虫」の意味・読み・例文・類語

ひだい‐きゅうちゅう‥キフチュウ【肥大吸虫】

  1. 〘 名詞 〙 扁形動物吸虫類の一種。舌状大形で体長四五ミリメートル、幅二〇ミリメートル以上に達することがある。体表棘条があり、腹吸盤が発達している。淡水産のヒラマキガイ中間宿主とし、水牛・豚などの腸に寄生。人にも寄生し、栄養障害・悪性下痢などを起こさせる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android