肥後銀行[株](読み)ひごぎんこう

百科事典マイペディア 「肥後銀行[株]」の意味・わかりやすい解説

肥後銀行[株]【ひごぎんこう】

熊本県を地盤とする地銀中位行。1878年第百三十五国立銀行が創業。1896年に九州商業銀行,1918年に熊本銀行改称。1925年安田銀行(後の富士銀行)・日銀の資金援助を条件に飽田銀行・植木銀行と合併し,肥後合同銀行に改称。1928年現社名に改称。同年安田財閥の直系会社となる。〈一県一行主義政策に従い,1942年県下3行を買収し県下唯一の普通銀行となる(現在は第二地銀あり)。みずほ銀行(旧富士銀行)と親密。本店熊本市。2011年資本金181億円,2011年3月期経常収益746億円。売上構成(%)は,中小企業等向け64,住宅・消費者向け26。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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