肺胞表面活性物質(読み)はいほうひょうめんかっせいぶしつ

世界大百科事典(旧版)内の肺胞表面活性物質の言及

【肺】より

…この細胞は肺胞腔内に向かって,原形質の小さな突起を出しており,原形質内にはI型細胞に比べて,ゴルジ体,リボソーム,小胞体や好オスミウム性層状体と呼ばれる小体など,多種類の物質がみられる。II型細胞の最も重要な役割は,肺胞表面活性物質の産生と分泌である。この物質の主体は,レシチンlecithin(ホスファチジルコリンphosphatidylcholine)である。…

※「肺胞表面活性物質」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android