胃液分泌抑制ペプチド

栄養・生化学辞典 「胃液分泌抑制ペプチド」の解説

胃液分泌抑制ペプチド

 ガストリック-インヒビトリー-(ポリペプチドグルコース依存インスリン分泌刺激ペプチドともいう.小腸ホルモンで,43のアミノ酸からなる.本来胃酸分泌抑制作用のあるペプチドとして発見されガストリック-インヒビトリー-ポリペプチドとよばれたが,近年は,その機能から,糖の存在下でインスリン分泌を刺激する作用が重視されており,グルコース依存インスリン分泌刺激ペプチドと呼び変えられつつある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android