精選版 日本国語大辞典 「胡也頻」の意味・読み・例文・類語
こ‐やひん【胡也頻】
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中国の作家。「左連五烈士」の一人。本名崇軒。福建(ふっけん/フーチエン)省福州(ふくしゅう/フーチョウ)市の京劇座頭(ざがしら)の家に生まれる。貴金属店の丁稚(でっち)をしたり、海軍の学校に学んだりしたのち、北京(ペキン)に出て文学を志し、編集者をしながら詩、小説を執筆。そのなかで沈従文(しんじゅうぶん/シェンツォンウェン)、丁玲(ていれい/ティンリン)らと知り、25年丁玲と結婚した。28年上海(シャンハイ)へ出たが、経済的理由で30年済南(さいなん/チーナン)の中学教師になった。このころから急速にマルクス主義に接近、身辺が危険になって同年5月には上海に戻り、左翼作家連盟、共産党に加盟。31年1月柔石(じゅうせき/ロウシー)、殷夫(いんふ/インフー)らとともに逮捕され、2月7日上海の竜華で処刑された。中編小説『モスクワへ』『光は我らの前に』(ともに1930)のほか、詩、短編などがあり、『胡也頻選集』(1981)にまとめられている。
[丸山 昇]
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…父は大地主であったが,丁玲は幼時に父と死別,小学校教員となった母に育てられた。上海の平民女学校などを経て,1924年北京に出,胡也頻(1903‐31)と知り合い同居,文学に傾き,27年小説《夢珂》《莎菲女士の日記》を《小説月報》に投稿して認められた。2作ともに若い知識人女性の愛と内面生活を描いて虚無的情緒をもつ。…
※「胡也頻」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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