胡麻仲買座(読み)ごまなかがいざ

世界大百科事典(旧版)内の胡麻仲買座の言及

【仲買】より

…【米良 周】
[日本における歴史]
 中世前期には手工業者の生産と販売は分離しないものが多く,隔地間商人も,仕入れ,運送,売却を兼ねるものが多かった。仲買が成立するのは室町初期ごろからで,大和の矢木に成立した胡麻仲買座の1405年(応永12)の史料が初見である。これは農家から売りに出される油原料の荏胡麻(えごま)を買い集めて,大和の方々に出現した油シボリの座に売り歩くものであった。…

※「胡麻仲買座」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android