精選版 日本国語大辞典 「胴抜」の意味・読み・例文・類語
どう‐ぬき【胴抜】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
襲(かさね)下着や長襦袢(ながじゅばん)などで、胴の部分と、袖(そで)、衿(えり)、裾(すそ)回りとを異質、異色の布地を用いて仕立てたもの。この仕立てを胴抜仕立て、額(がく)仕立てという。下着を華美にするために、周りに縞(しま)や小紋を、胴に緋(ひ)や紫の絞りを用いたりする場合と、節約のために裂端(きれはし)を用いる場合とがある。着たときにみえやすい衿、立褄(たてづま)、裾、袖口、振りに、生地(きじ)、柄(がら)ともによい布地を用い、みえない胴の部分に別布を用いるなど、生活の知恵が感じられる。江戸時代の遊女はこの仕立て方による着物を打掛の下に着用し、また普段着としても用いた。胴抜の襲下着のことを回り下着、ぐるり下着ともいい、周囲を無垢(むく)に仕立てたものを回り無垢、額無垢という。
[藤本やす]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新