胴着・胴衣(読み)どうぎ

精選版 日本国語大辞典 「胴着・胴衣」の意味・読み・例文・類語

どう‐ぎ【胴着・胴衣】

〘名〙
上半身につける袖のない服。多く防寒用として、内着に用い、時に、表着にもする。手無し。袖無し。《季・冬》
▼どうぎ脱ぐ《季・春》
洒落本・文選臥坐(1790)北廓の奇説丹後黒地にもえぎのかうし縞の小袖、間にあさぎのくじらむくの胴着を着」
武家名目抄(19C中か)衣服部「氏郷記云〈略〉鉄炮の音して信長卿の著し給たる胴衣の両袖に中りたり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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