胸が燃える(読み)むねがもえる

精選版 日本国語大辞典 「胸が燃える」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 が 燃(も)える

① 思いが切である。感情が激しくなる。
※江帥集(1111頃)「むねはもえ身にはけぶりのくゆりつつこひはなつこそわびしかりけれ」
浄瑠璃・呼子鳥小栗実記(1773)上「能も能も兼松を売ったなア、人売りめ、そんなむごひ心としらず、預けたが誤りと思ひながらも胸がもへる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android