胸に焚く火(読み)むねにたくひ

精選版 日本国語大辞典 「胸に焚く火」の意味・読み・例文・類語

むね【胸】 に 焚(た)く火(ひ)

胸に燃える思い。恋慕執着などの情で燃えたつ心を火にたとえていう。胸の火。
※俳諧・虎渓の橋(1678か)賦何紙俳諧「むねにたく火は消ずみになる〈西鶴〉 かたみこそ今はあたなれ革羽織松意〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android