胸宇(読み)きょうう

精選版 日本国語大辞典 「胸宇」の意味・読み・例文・類語

きょう‐う【胸宇】

〘名〙 胸のうち。心の中。胸中心中
※羅山先生文集(1662)二四・吟風弄月論「心節清冽、胸宇灑落、茂叔之風月乎」 〔王十朋‐甽㽗詩〕

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普及版 字通 「胸宇」の読み・字形・画数・意味

【胸宇】きようう

むねのうち。宋・王十朋〔畝、十首、八〕詩 卷、賢に對し 慷(かうがい)深く自ら許す 一出でて祿を干(もと)め 得失、胸宇に戰ふ

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