胸間(読み)キョウカン

デジタル大辞泉 「胸間」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かん【胸間】

胸のあたり。「胸間に輝く勲章
胸のうち。「胸間に秘めた思い」
[類語](1胸部胸腔きょうこう胸郭きょうかく胸板むないた胸元むなもと胸先むなさき胸倉むなぐらふところ胸壁バストチェスト/(2胸中胸襟胸懐胸裏胸臆胸三寸意中念頭襟懐方寸思い考え

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「胸間」の意味・読み・例文・類語

きょう‐かん【胸間】

〘名〙
① 胸のあたり。
三国伝記(1407‐46頃か)四「已に仏に行き合ひ奉るに万字の胸間には種智円明の月光を増し」
② 胸の中。心の中。
※政党評判記(1890)〈利光鶴松〉一「只吾人が胸間の浮雲を払ふに勉むるのみ」

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