能竹村(読み)のうぢくむら

日本歴史地名大系 「能竹村」の解説

能竹村
のうぢくむら

[現在地名]西伯町能竹

鴨部かもべ村の南、法勝寺ほつしようじ川が峡谷を抜け沖積平野に移る所に位置し、集落南北に走る法勝寺往来に沿う。東は今長いまなが村、南は賀祥かしよう村。天保一四年(一八四三)田畑地続全図(西伯町誌)によれば賀祥村へ向かう法勝寺往来は地内で法勝寺川右岸から左岸に渡り、田畑は法勝寺川沿いのほか南西部の谷に深く入組んで開かれる。拝領高は一八五石余、本免は四ツ九分。米子荒尾氏の給所であった(給人所付帳)。寛永一九年(一六四二)の検地帳写(西伯町役場蔵)では「法正寺之内能竹村」とみえ、反別は田一二町一反余・畑屋敷一町七反余、名請人数二一(うち屋敷所持者八)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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