能算(読み)のうさん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「能算」の解説

能算 のうさん

?-1094 平安時代中期-後期の僧。
法相(ほっそう)宗。奈良興福寺の宿曜師(すくようじ)仁統(にんとう)の弟子承暦(じょうりゃく)3年善仁(たるひと)親王(のちの堀河天皇)の誕生に際し,除災,延命をいのって本命元辰供(ほんみょうがんしんく)をおこなう。のち西大寺別当,法隆寺別当をつとめた。寛治(かんじ)8年6月27日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android