樹脂刺し亀虫(読み)やにさしがめ

精選版 日本国語大辞典 「樹脂刺し亀虫」の意味・読み・例文・類語

やに‐さしがめ【脂刺亀虫・樹脂刺亀虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目サシガメ科の昆虫。体長一五ミリメートルぐらい。体は背腹は扁平で、頭部は突出する。体色は光沢のある黒色。体の下面や肢から樹脂状の粘液を出すのでこの名がある。マツ樹上にすみ、小さい昆虫を捕食する。本州四国九州朝鮮中国に分布する。〔日本昆虫学(1898)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android