脂粉の気(読み)シフンノキ

デジタル大辞泉 「脂粉の気」の意味・読み・例文・類語

しふん‐の‐き【脂粉の気】

女っけ。なまめかしさ。
「―が立ち籠めている桟敷さじき」〈鴎外余興

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脂粉の気」の意味・読み・例文・類語

しふん【脂粉】 の 気(き)

女らしいなまめいた気風。また、柔弱な気風。
※余興(1915)〈森鴎外〉「脂粉(シフン)の気(キ)が立ち籠めてゐる桟敷の間にはさまって」 〔捫蝨新語‐八〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android