脅従(読み)きょうしょう

精選版 日本国語大辞典 「脅従」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しょう ケフ‥【脅従】

〘名〙 おびやかされて従うこと。また、おびやかして服従させること。
※玉石志林(1861‐64)二「魁酋ボウ・マサ及び他の脅従せし余宗と」 〔書経‐胤征〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「脅従」の読み・字形・画数・意味

【脅従】きよう(けふ)じゆう

おどされて従う。〔三国志、魏、渾伝〕(梁)興等、破散す。(のが)れて山阻に在り。隨ふりと雖も、(おほむ)ね脅從するのみ。今、當に廣く路を開いて、恩信を宣喩すべし。

字通「脅」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android