脇役・傍役(読み)わきやく

精選版 日本国語大辞典 「脇役・傍役」の意味・読み・例文・類語

わき‐やく【脇役・傍役】

〘名〙
歌舞伎演劇・映画などで、主役をたすけて物語展開に副次的な役割をつとめる役。また、その役者脇役者。わき。
※東京年中行事(1911)〈若月紫蘭〉一月暦「才蔵と云ふのは脇役(ワキヤク)で有って」
② 表立たないで補佐する役目。また、その人。
※蝮のすゑ(1947)〈武田泰淳〉三「事件他人のものだ。私は主人公ではない。わき役の又わき役なのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android