脇蘭室(読み)わき らんしつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「脇蘭室」の解説

脇蘭室 わき-らんしつ

1764-1814 江戸時代後期の儒者
宝暦14年5月12日生まれ。肥後熊本の藪孤山,大坂中井竹山にまなぶ。寛政10年熊本藩の藩校時習館の教授となる。門人帆足万里(ほあし-ばんり)。文化11年10月3日死去。51歳。豊後(ぶんご)(大分県)出身。本姓脇屋。名は長之(ながゆき)。字(あざな)は子善。通称は儀一郎。別号に愚山など。著作に「蘭室集略」「愚山遺訓」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

再生可能エネルギー

自然の活動によってエネルギー源が絶えず再生され、半永久的に供給され、継続して利用できるエネルギー。有限の資源である化石燃料などに代わる、新エネルギー(中小規模水力・地熱・太陽光・太陽熱・風力・雪氷熱・...

再生可能エネルギーの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android