脚摩乳・手摩乳(読み)あしなずち・てなずち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「脚摩乳・手摩乳」の解説

脚摩乳・手摩乳 あしなずち・てなずち

記・紀にみえる神。
八岐大蛇(やまたのおろち)にのまれようとした奇稲田姫(くしいなだひめ)の父母。その名の意味は娘を足・手で撫(な)でていつくしむこととも,足・手の働きにより水田をえる精霊ともいう。「古事記」では足名椎・手名椎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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