脛から火を取る(読み)スネカラヒヲトル

デジタル大辞泉 「脛から火を取る」の意味・読み・例文・類語

すねから・る

火をつける火打ち道具がないほど貧困がはなはだしい。
「―・るこの西鶴同前の御ありさま」〈浮・元禄大平記〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「脛から火を取る」の意味・読み・例文・類語

すね【脛】 から 火(ひ)を取(と)

火をつける燧(ひうち)の道具もなく、貧窮している。貧困がはなはだしいことのたとえ。脛より火を出す。
浮世草子・沖津白波(1702)五「髄(スネ)から火取(ヒトル)痩百姓」

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