脛・臑・腨・脚・髄(読み)すね

精選版 日本国語大辞典 「脛・臑・腨・脚・髄」の意味・読み・例文・類語

すね【脛・臑・腨・脚・髄】

〘名〙 膝から踝(くるぶし)までの間の部分。はぎ下腿(かたい)
名語記(1275)六「人躰のすね、如何。すぐにてのびたる骨也」
[語誌]この語に該当する身体部分は、古くは「はぎ(脛)」である。「古事記‐中」の人名に「登美能那賀須泥毘古(とみのながすねびこ)」があり、「書紀‐神武即位前紀」の「長髄彦」に対応する。「髄」に「すね」の古訓があることは、「すね(髄)」の項に挙げた例で知られるが、骨髄と脛(はぎ)との関係は明らかでない。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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