脛巾・行纏・脛衣(読み)はばき

精選版 日本国語大辞典 「脛巾・行纏・脛衣」の意味・読み・例文・類語

はばき【脛巾・行纏・脛衣】

〘名〙 (「脛穿(はぎはき)」、また、「脛巾裳(はばきも)」の略ともいう) 古く、旅行外出の時などに、すねに巻きつけひもで結んで、脚を保護し動きやすくするもの。わらや布で作られ、後世脚絆(きゃはん)にあたる。
書紀(720)天武一一年三月(北野本訓)「親王より以下百寮諸人、今より已後位冠、及び襅(まへも)・褶(ひらおひ)脛裳(ハハキ)、な着(き)そ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android