脛齧(読み)すねかじり

精選版 日本国語大辞典 「脛齧」の意味・読み・例文・類語

すね‐かじり【脛齧】

〘名〙 自活しないで、親などから生活費学費をもらって暮らしていること。また、その人。すねっかじり。〔諺苑(1797)〕
※人間嫌ひ(1949)〈正宗白鳥〉「自分の貯蓄くらゐは東京では急速に費ひ尽されるので、つまりは父の脛噛(スネカジ)りをするやうになったのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android