脳水腫(読み)ノウスイシュ

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百科事典マイペディア 「脳水腫」の意味・わかりやすい解説

脳水腫【のうすいしゅ】

水頭症とも。異常に多量の脳脊髄液が頭蓋腔内に貯留する病気。乳幼児に多くみられ,頭は異常に大きくなるが,脳実質は萎縮し,嘔吐(おうと),視力障害運動障害,知能発達の障害,全身衰弱などを示す。原因は先天的奇形,出産時の頭部外傷脳腫瘍(しゅよう),脳脊髄膜炎など。治療は原因となる病気の治療と,特殊なチューブを使って脳脊髄液を主に消化管などに流して吸収させるシャント術で行う。
→関連項目トキソプラズマ脳圧亢進

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