腎血管性高血圧症とレニン・アンジオテンシン系

六訂版 家庭医学大全科 の解説

腎血管性高血圧症とレニン・アンジオテンシン系
(腎臓と尿路の病気)

 レニンアンジオテンシン系は、生体内の代表的な血圧を調節するシステムです。

 腎動脈が狭くなって腎臓への血液量が低下すると、腎臓からレニンという物質産生されます。そしてレニンがアンジオテンシンⅡを活性化し、さらにアルドステロンという物質の産生も促します。

 アンジオテンシンⅡは血管を収縮させることにより、またアルドステロンは水分塩分を体内に貯留させることにより血圧が高くなるのです。

出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報

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