腰掛松(読み)コシカケマツ

デジタル大辞泉 「腰掛松」の意味・読み・例文・類語

こしかけ‐まつ【腰掛(け)松】

腰掛けとするのに都合のよい枝ぶりの松。
有名な人が腰掛けたという伝説の松。
「金が崎には義貞の―」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腰掛松」の意味・読み・例文・類語

こしかけ‐まつ【腰掛松】

〘名〙
① 幹や枝ぶりが腰掛のような形をした松。
② 有名な人が腰掛けたという伝説を持つ松。また、その伝説。
※一目玉鉾(1689)一「むかし弁慶東くだり時爰に休みし所とて腰懸(コシカケ)松さもあるべき大木の枝を垂れて残れり」

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