腱紡錘(読み)ケンボウスイ

デジタル大辞泉 「腱紡錘」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぼうすい〔‐バウスイ〕【×腱紡×錘】

内部にある受容器。腱の緊張状態を反射的に中枢神経に送るはたらきをする。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腱紡錘」の意味・読み・例文・類語

けん‐ぼうすい ‥バウスイ【腱紡錘】

〘名〙 腱の緊張を感知する受容器。腱繊維の紡錘状の束に感覚神経繊維がからみついており、構造筋紡錘に似ている。筋繊維と連絡しているので筋の収縮によっても興奮する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

栄養・生化学辞典 「腱紡錘」の解説

腱紡錘

 筋の伸展受容器の一つ.筋線(繊)維と腱線(繊)維の移行部にある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android