腹形(読み)はらなり

精選版 日本国語大辞典 「腹形」の意味・読み・例文・類語

はら‐なり【腹形】

〘名〙 腹のかたち。腹の状態。また、心中様子
浮世草子武道伝来記(1687)二「雪中の花に見ながら青梅もがなと、ない物ずきをして腹躰(ハラナリ)おかしげになりぬ」
※雪たゝき(1939)〈幸田露伴〉中「たとへ聟殿心底は不足にしても、それでも腹なりが治まらぬとは得云ふまい

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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