腹筋を縒る(読み)ハラスジヲヨル

デジタル大辞泉 「腹筋を縒る」の意味・読み・例文・類語

腹筋はらすじ・る

おかしくてたまらず、腹の筋が痛くなるほど笑う。腹筋を切る。「珍芸に―・る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「腹筋を縒る」の意味・読み・例文・類語

はらすじ【腹筋】 を=縒(よ)る[=切(き)る]

おかしさをこらえきれず大笑いする。おかしくてたまらない様子にいう。腹の皮を縒る。腹筋を抱える。
※俳諧・鷹筑波(1638)五「暑き時分の能はおかしし 早苗とる小田の腹筋切もくさ重利〉」
※滑稽本・戯場粋言幕の外(1806)上「権左ヱ門どのの婚礼は狐の娶入だっぺいてって、腹筋(ハラスヂ)イより申した」

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