膝窩(読み)しっか

精選版 日本国語大辞典 「膝窩」の意味・読み・例文・類語

しっ‐か ‥クヮ【膝窩】

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デジタル大辞泉 「膝窩」の意味・読み・例文・類語

しっ‐か〔‐クワ〕【×窩】

ひざの後ろ側のくぼんだ部分。ひかがみ。膝膕しっかく

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の膝窩の言及

【足∥肢】より

…下腿の前面を〈むこうずね〉といい,後面のふくらんだ部分を〈ふくらはぎ〉という。大腿と下腿の移行するところを〈ひざ〉あるいは〈ひざがしら〉といい,その後面は曲げるとくぼむので膝窩(しつか)(和名は〈ひかがみ〉)と呼ばれる。ときに大腿の下半前面をもひざという。…

【筋肉】より

…短頭は大腿骨後面の下半部より起こり,ほぼまっすぐに下行し,両者は膝関節の上方で合して共同の停止腱をつくり,膝関節の外側部を経て腓骨の上端へ停止する。膝窩というのは,膝関節の後面にある菱形のくぼみを指すが,その上外側部の高まりをつくるのが大腿二頭筋の停止腱で,ことにひざを曲げたときに,体表からよく触れることができる。長頭は大腿後面で坐骨神経の表層をこれと交差して走る。…

【ひざ(膝)】より

…ひざの前面は前膝部といい,このうち膝蓋骨に相当した部分を膝蓋部(いわゆる膝頭)という。また後面を後膝部といい,この中央にはへこんだ膝窩(しつか)popliteal fossa(いわゆる〈ひかがみ〉)がある。膝窩は上方に頂点を向けた三角形をなすが,この2辺は半腱様筋および半膜様筋の下端と大腿二頭筋の下端からなり,底辺は腓腹筋の起始部からなる。…

※「膝窩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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