臆病神(読み)オクビョウガミ

デジタル大辞泉 「臆病神」の意味・読み・例文・類語

おくびょう‐がみ〔オクビヤウ‐〕【臆病神】

臆病な心を起こさせるという神。「臆病神にとりつかれる」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「臆病神」の意味・読み・例文・類語

おくびょう‐がみ オクビャウ‥【臆病神】

〘名〙 臆病な心を起こさせるという神。また、その神にとりつかれて臆病になること。
太平記(14C後)一九「毎度此兵どもに手痛く当りて、気を失ひ付たる者共なり。其臆病神の醒めぬ先に、桃井(もものい)馳向(はせむかい)て」

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